≪初心者向け≫ 反復処理について

今回の目標

  • 反復処理について理解を深める

説明

反復処理とは

反復処理とは繰り返し(ループ)処理を行うことです。
しかし、「セルA1に5回"3"を代入する」ということをしても意味がありません。

どのような使い方があるかと言うと、主に2通りの使い方があります。

  1. 変数を用いて処理対象を変更して規定回数を処理させる
    1つ目の使い方としては変数を用いて規定回数を処理させる方法です。
    次章に説明するFor~Nextがこれに該当します。
    変数に整数型の数値を格納し、一回処理を行うごとに値を増加(若しくは減少)させ、処理を行うセルをずらしていくのです。
    1回目の処理はセルA2、2回目の処理はセルA3、3回目の処理はセルA4・・・といった具合で、If文等、組み合わせると効果が高まります。
    反復処理(For~Nextの例)

  2. 特定条件に達するまで処理を行う
    次々章に説明するDo~Loopがこれに該当します。
    セルや変数などの値が特定値になった場合に反復処理を終わらせます。
    この手法の注意点は、無限ループ(永遠に処理を行うこと)が簡単に発生します。
    無限ループが発生すると使用者に多大な迷惑を与えてしまいます。
    充分に注意して使用しましょう。
    反復処理(Do~Loopの例)

確認テスト

次の問いに答えなさい。

  1. 反復処理とは次のどれに最も該当するか。

    1. 処理を繰り返す。

    2. 一定条件下の場合の処理を行う。

    3. セルA10~A13に「Hello」と入力しなさい。

      【解答】

      A

      【解説】

      下記の通りです。

      1. 処理を繰り返す。
        → 反復処理(ループ)です。これが正解となります。

      2. 一定条件下の場合の処理を行う。
        → 条件分岐です。前章の項目です。

      3. 処理を終了させる。
        → 終了処理です。
          命令処理を記載しなくても終了します。
          ([End]と記載すると、以降の命令を無視して終了します。)

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